一般会計補正予算案など審議未了で自然閉会
本日は国立市議会第2回定例会(6月議会)の最終本会議でした。午前10時から開会し、順調に審議が進み、4番目の保育料協議会設置条例の一部改正案の審議では、公立保育園の民営化が強行されてしまうのか、慎重に検討されるのか、関係者も議会も注目していた議案です。福祉保健委員会での関口市長の答弁を既に聞いていた私は、「市長の保育に対するビジョンの欠如」及び「審議会に対する諮問の目的の不明確さ」があることを指摘し、このままでは審議会も混乱するので、継続審議としてもっと明確な位置づけで提案するべきであると主張しました。しかしながら、賛成多数で本案は可決となりました。可決となった以上は、関口市長と当局は、責任を持ってこの改正条例の中で、本日私が主張したことも含めて、他の議員からの指摘も真摯に受け止めて、混乱のないように進めて行ってもらいたいと思います。
その後、こどもの医療費の助成に関する条例の一部改正案を可決し、一般会計補正予算(第1号)案の審議に入りました。各常任委員会委員長の報告の後、公明党の斉藤議員から一般会計補正予算に対する修正案が提案されました。その直後、自民党新政会の石井幹事長から議案判断の調整のための休憩動議が出され、暫時休憩となりました。午後2時少し前の段階でした。
それから午後4時55分まで、この一般会計補正予算をどのように決着するかについて、自民党新政会と市長の間でやりとりがあり、それを受けて与党会議も行われていました。また平行して議会の役職人事に関する市長提案の件も話し合われていました。この間約3時間弱、話は平行線をたどり結局一致点を見い出せないままに、議長が5時直前で時間延長のために議場に入るよう各議員に要請し、全議員が議場に入りました。議長が時間延長を諮ったところ、時間延長に賛成する議員少数のため延長されず、そのまま議会は自然閉会となりました。本会議は5時までと決められており、もしそれを過ぎて更に審議する場合には、議会に諮り過半数以上の賛成がなければ認められないルールとなっています。この3時間もの間、市長との話は何らの進展もなく、市長が議会の意見に耳を傾ける姿勢を見せなければ、このまま更に時間を使っても解決の方向を見いだすことは難しいと判断し、私は時間延長に反対しました。
一般会計補正予算の決着というのは、この中に計上されている、国立駅周辺まちづくりマネジメント委託料を今の状況のまま認めるか否かという内容です。市長は、これを認めてもらわないと国立駅周辺まちづくり基本計画を12月までに作り上げることが出来ないので、認めて欲しいと言っています。しかしながら、6月16日のブログに詳しく書いたとおり、このマネジメント委託の内容では、12月までに基本計画を策定できるとは、到底考えられません。3ヶ月から半年程度あるいはそれ以上の遅れが生じると予想されます。
市長は12月に基本計画を策定した後、都市計画道路3.4.10号線の道路認定を行うことも約束しておりました。この道路は、国立駅前を歩行者優先の空間にするために必須の条件であるとともに、都市計画道路予定地に住む住民が、約40年にわたって土地利用を制限されてきたことを考えれば、これ以上決定を引き延ばすわけにはいかない道路です。当該住民地権者の切実な想いに応えるならば、もし12月に基本計画が間に合わなかったとしても、道路認定だけは行うべきです。しかし、このことを石井幹事長が市長に申し入れても、市長は聞く耳を持たず、「基本計画策定の後」を繰り返すばかりです。全く無慈悲な対応としか言いようがありません。
今回議会が自然閉会し、一般会計補正予算以降の議案が審議未了となったことは、まことに残念なことであり、関口市長の議会対応のまずさに重大な責任があると言わざるを得ません。この後関口市長は、一刻も早く議会としっかり協議し、臨時会を招集し残りの議案を議会に再提案するべきです。
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