国立市議会最終本会議2日目、難産のすえ予算成立
3月26日午前10時から会議が始まり、昨日に引き続き4番目の議案から審議に入りました。昨日会議を再開できなかった懸案事項については保留とし、平成21年度予算の審議の前まで進めました。その後午後3時頃から予算審議調整のための休憩に入り、その間協議を重ね、午後8時10分にやっと再開にこぎつけ、賛成多数で予算は可決となりました。
ここまで審議が難航したのは、前述の予算特別委員会における懸案事項について、解決の道筋を見い出すために、市長と議会との間でギリギリの協議交渉を行なっていたためです。もしあのまま予算特別委員会に入っていたら、おそらく予算は否決の道をたどり、暫定予算を組まざるを得ない状況になっていたかも知れません。
懸案事項とは、予算特別委員会の冒頭に松嶋議員が市長に質した以下の2点に対する、市長の答弁が不十分であったことのへの解決策です。
- 市長選挙の時、公立保育園の民営化には反対である。と発言し、また、公共料金等の値上げはしないとのメッセージを発信して当選したにもかかわらず、 それをくつがえすのならば、「方針転換です。」或いは、「公約違反です。」と表明すべきである。
- 国立駅周辺まちづくりを進めたいと言うのであれば、 議会での決議と沿線地権者からの嘆願書を重く受け止めて、計画道路3・4・10号線の道路認定を行なうべきである。
最終的な決着としては本会議の再開後、予算特別委員長の委員長報告の後、関口市長から、
- 公立保育園の民営化案や各種公共料金値上げ案など財政再建案の情報提供は、方針転換と受け止められたとしても致し方ない。(要約)
- 議会の財政再建に対するご協力と国立駅周辺まちづくりの前進に対するご協力を頂き、3・4・10号線延伸部分の築造を含む国立駅周辺まちづくり基本計画を12月に策定して参ります。広く市民の皆様に納得頂ける基本計画を策定した後、平成21年12月議会に道路認定または、物件補償費の予算(案)を提案させていただきます。(抜粋)
との発言がありました。
松嶋議員は、当初6月議会にと要望していましたが、12月議会であっても、「道路認定または、物件補償費の予算(案)を提案させていただきます。」と初めて関口市長が、3・4・10号線延伸部分の道路築造に関して、確たる発言をしたことを評価し了解しました。
私をはじめ公明党議員は、市長が発言する内容に関して、財政再建への協力は、これから議論をしていく内容であるから、市長提案の条件にしないで欲しい。及び、「基本計画を策定した後」の「した後」を外し、基本計画策定が万一遅れたとしても、12月議会に道路認定等の提案をすることは確約して欲しい。と要望しましたが、関口市長は受け入れませんでした。このことによって、我が会派としては予算は認定できないと判断いたしました。また、「方針転換と受け止められたとしても致し方ない」という言い方は、「方針転換した」と認めたものではないと受け止めています。
以前からこのブログで発言しているように、市民構成による国立駅周辺まちづくり推進協議会から提案された「国立駅周辺まちづくり基本計画(案)」に示された「森の駅」構想を実現するためには、3・4・10号線の延伸は不可欠の条件となります。関口市長はこのことを充分認識した上で、今回の道路認定の発言をしているはずです。これを無にするような発言を繰り返す一部与党の言動が、今後の国立市のまちづくりのブレーキとならないことを切に願います。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




最近のコメント